基本情報

- BlackPastel Fire Ghost(ブラックパステルファイアゴースト)
- 2022 BECB
- From Albino Reptiles
ポイント
青いゴースト
かなり青みが強いゴーストです。この子とGHIゴースト(X029)を起点に、選別交配をしていきたいですね。

ペアリングログ
- 2024年:Ghost(X020), Mojave(X004), Caramel(X018)
かなり青みが強いゴーストです。この子とGHIゴースト(X029)を起点に、選別交配をしていきたいですね。
ブラックアザンには”黒化するタイプ”と”黒化しないタイプ”がいます。我が家のブラックアザンはしっかりと黒化するタイプで、ライン名は不明です。ただ、特徴や情報をもとに考察するとおそらく”TSKライン”だと思われます。
TSKラインで出回っているブラックアザンはほぼ全てが黒化していますが、VPIラインで出回っているブラックアザンは8割近くが黒化していないです。VPIラインの黒化するタイプと黒化しないタイプは別ラインなのか、どこかで通常のアザンと混在し別れてしまったのかは謎です。
そして、海外にはTSKラインのブラックアザンという存在すらあまり知られていないらしいです。
ちなみに、KINOVAはVPIのオリジナルを導入していて、10年間の繁殖のうち黒化したブラックアザンは過去に3匹しか出なかったと自らのブログ記事で公表しています。また、オリジナルは黒かったものの累代していくうちに普通のアザンになったと動画で話していました。VPIラインの場合、黒化するかしないかはランダムなのか、はたまた他のモルフを混ぜる際に意図せず通常のアザンティックと混ざってしまったのか、、、
2024/05/17追記:
KINOVAの所有するVPIラインのブラックアザンを遺伝子検査したところ、全ての個体がTSKアザンと一致したそうです。つまり、VPIラインのブラックアザンはTSKラインのブラックアザンと同一モルフだったということですね。
TSKブラックアザンは累代するときに普通のTSKアザンと混ざると黒化しなくなるとされていますので、累代したら黒くなくなったと発表していたKINOVAもどこかで黒くないアザンを混ぜてしまったのでしょうか。
累代問題はBasicでも検証を行っていきたいと思います!
このブラックアザンはありがたいことに、誰とでもかかってくれる優秀なオスです。
まだ2回しか卵を産んでいませんが、2回とも立派な有精卵8個でスラッグ無しという安定感をみせてくれています。
Phantomとして混じり気のないお手本のような表現をしているところが気に入ってお迎えしたので、よく全身を伸ばして眺めています。
背中には丸みを帯びたストライプが走り、サイドにはペイズリー柄が並んでいます。モルフ図鑑のオファーが来てもおかしくないくらいに、綺麗なPhantomです。
Mojaveという名前の由来の通り、OriginalのMojaveは大きくなるとモハベ砂漠のように緑がかったベージュ色に個体が多かったようですが、昨今は薄いベージュになってしまう個体が増えたように感じます。
そんな中、我が家のMojaveはまた一風変わっており、緑でもベージュでもなく黒いです。4キロにもなってこの黒さを保っているMojaveは、正直見たことありません。
とにかく黒く、子どもにも遺伝することがわかっているので、この血統を大事に残していきたいと思っています。
この子はかなりの多産型で、産卵数の過去最多は14卵でした。今までで一度も10卵を下回ったことがないです。
2019年のクラッチでは、双子が生まれました。ミスティックバンブルビーとミスティックが同居していました↓
他のクラッチメイトの体重が50〜60gだったのに対して、この子達は24gと26gでした。栄養も半分こなので体重も半分こでした。
しかし2匹とも誰よりも早く餌付いて、最終的には他の子より早く成長しました。